プログラムを修正する際に、元のソースをコメント化して、その前後に修正行を追加することはよくあります。 しかし、多くのテキストコンペアソフトでこの修正を比較させると、行ずれが発生します。 ここでは、サンプルの修正前後のソースを例に各テキストコンペアソフトでの比較結果を見ていきます。
ソースコンペア君 DF WinMerge HiWinDiff テキスト差分表示ツール 物理修正は、どのツールも問題なく差分表示できています。
物理修正は、どのツールも問題なく差分表示できています。
ソースコンペア君 修正のとおり出力されています。 修正部分はコメント化した部分とマッチしています。 DF 修正部分と削除部分がずれています。 修正部分は修正後の行とマッチしてますので、修正内容を完全再現ではありませんが、これはこれで差分を見易いかもしれません。 WinMerge 修正部分と削除部分がずれています。 設定を見直したら、削除部分のずれは直りました。 HiWinDiff 修正部分と削除部分がずれています。 テキスト差分表示ツール 修正部分と削除部分がずれています。
修正のとおり出力されています。 修正部分はコメント化した部分とマッチしています。
修正部分と削除部分がずれています。 修正部分は修正後の行とマッチしてますので、修正内容を完全再現ではありませんが、これはこれで差分を見易いかもしれません。
修正部分と削除部分がずれています。 設定を見直したら、削除部分のずれは直りました。
修正部分と削除部分がずれています。
既存のツールは物理変更には強いですが、論理変更には弱いようです。 今回の例では、論理修正の部分の差分の表示のされ方は好みの問題のような気もしますが、 ソースコンペア君では、コメント化などのような場合にずれにくくしています。 ソフト名 バージョン 追加 物理修正 論理修正 物理削除 論理削除 ソースコンペア君 1.00 ○ ○ ○ ○ ○ DF 1.41 ○ ○ × ○ × WinMerge 2.16.4.5 ○ ○ × ○ △ HiWinDiff 1.64 ○ ○ × ○ × テキスト差分表示ツール 6.27 ○ ○ × ○ ×
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