正規表現関数
RESPLITは文字列を正規表現で分割して、何番目かの要素を返す関数です。
RESPLIT(文字列,分割文字列,インデックス)
RECNTは文字列に正規表現のマッチの個数を返す関数です。
RECNT(文字列,検索文字列)
今回はこれらの関数を使用して、URLからファイル名を抽出してみます。
RESPLIT
「http://srcedit.pekori.jp/tool/excelre.html」というURLを例にします。
このURLのファイル名は「excelre.html」なので、この文字列を抽出します。
URLは/(スラッシュ)で分割可能です。
分割すると、
http:
(空文字)
srcedit.pekori.jp
tool
excelre.html
上記の5要素になります。
そこで、このURLがB4セルにあって、右隣のC4セルにファイル名を抽出する場合は、C4セルに、
=RESPLIT(B4,"/",5)
と関数を入力すれば、OKです。
RECNT
先のURLではファイル名は5番目の要素でしたが、URLのディレクトリの深さで、何番目かが変わります。
そこで、この変動を関数で吸収できるようにします。
ファイル名は必ず最後の要素になります。
言い換えると、/の個数+1番目の要素になります。
これはRECNT関数を使うと次のようになります。
RECNT(B4,"/")+1
そこで、先の数式にこの数式を組み込みます。
=RESPLIT(B4,"/",RECNT(B4,"/")+1)
これで、あらゆるURLからファイル名を抽出できます。
正規表現検索に戻ります
トップに戻ります